日本生薬学会関東支部
平成26年度秋季植物観察会実施報告

開催日:平成26年10月4日(日)天気(晴のち曇り)

場所:神奈川県秦野市弘法山

コース:東海大学前駅(集合)→弘済学園脇→弘法山(昼食)→吾妻山→鶴巻温泉駅(解散)

指導:指田 豊 先生、石川 寛 先生

参加人数:47名

午前10時,小田急線「東海大学前」駅改札出口に集合。弘法山入り口にある弘済学園脇の広場まで移動した。支部長挨拶、講師紹介,簡単なコース説明の後、2班に分かれ弘法山に向けて植物観察を行った。オケラ、コウヤボウキ、オトコエシ、シロヨメナ、ヒヨドリバナ、アキノキリンソウ、ヤマハッカ、ヤマハギ、マルバハギ、タイアザミ、アズマヤマアザミ、ツリガネニンジン、ヤクシソウ、ヤブランなどが花をつけ、それらの特徴や似た植物との違いなどを教わる。また、ヌルデの葉にできた虫えい(五倍子)や胞子茎をつけたオオハナワラビも観察できた。12時過ぎに弘法山山頂で昼食。午後1時15分より午後の観察を続ける。ヤマトリカブトやクサボタン、オオバクサフジなどの花も観察できた。吾妻山で小休止の後、トチュウ(植栽品)を確認しながら鶴巻温泉駅に向かう。午後4時30分、支部長挨拶の後、解散した。


日本生薬学会関東支部
平成26年度見学会実施報告

開催日:平成26年9月6日(土)晴れ

場所:「金井藤吉商店・前橋工場」見学

参加人数:31名

午後1時、金井藤吉商店の倉庫に集合。金井社長による全体説明の後、二つのグループに分かれ、グループ1は選別実習に、グループ2は倉庫内見学となった。選別実習では社長および工場長の指導のもと、センキュウとサンシシの選別を行った。倉庫内(10℃以下)見学では、最近、見る機会が少なくなった全形生薬を見学することが出来、貴重な体験であった。なかでも動物生薬の鹿茸には多くの参加者が興味を持った。後半は両グループの内容を入れ替えて見学を行った。見学の後、社長による講演・質疑応答があり、参加者は熱心に説明を聞いていた。今回、倉庫に保管されている多種類の生薬を見学することが出来、観察会の目的は十分に果たせたものと思われる。午後5時終了、解散した。


日本生薬学会関東支部
平成26年度春季植物観察会実施報告

開催日:平成26年6月1日(日)天気(晴)

場所:茨城県筑波山

コース:筑波山ケーブルカー山頂駅(集合)→男体山登山道→男体山山頂→立身石→山頂駅(昼食)→女体山方面へ→北側研究路→山頂駅(解散)

指導:栗原 孝 先生、南雲 清二 先生、山路 誠一 先生

参加人数:68名

 午前10時20分,筑波山ケーブルカー山頂駅に集合。支部長挨拶、講師紹介,栗原講師による筑波山の植生についての説明、簡単なコース説明の後、3班に分かれ筑波山頂上に向けて植物観察を行った。ツクバトリカブト、サラシナショウマ、ウスバサイシン、カマツカ、ツクバネ、アブラチャン、ミズナラ、ブナ、ミヤマウグイスカグラなどを観察した。12時20分、山頂駅付近の木陰で昼食をとり、参加者の一部は筑波山名物「ガマの油売り」の口上を見学した。13時30分、男体山方面に向かいヒイラギソウ、ヤマトグサ、ツクバトリカブト、カタクリなどを観察後、山頂駅に引き返し紫峰杉周辺のスギ、エンレイソウ、アオキなどを観察、北側研究路ではトチバニンジン、ツクバトリカブト、イヌザクラ、ギンリョウソウなどを観察し、再び、山頂駅に戻り、14時40分、支部長挨拶の後、解散した。